[0024] 日吉神社(ひよしじんじゃ)
神社№  0024
神社名  日吉神社(ひよしじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2011/11/06
再訪日  2012/06/25
社格   村社
その他社格 
ご祭神  大山咋神
由緒等  
日吉神社

日吉神社は山王社とも称し、比叡山麓の日吉大社(滋賀県)の神を勧請したものです。創建の年代ははっきりしませんが、古くから当地に鎮座し、開運・醸造・安産の神として、また疱瘡除けの神として信仰を集めてきました。付近の比恵という地名も、この神社にちなんだものです。近世には福岡藩主が、筥崎宮、住吉神社と併せて正月の三社詣に訪れたと伝わります。なお、この周辺一帯は弥生時代の農耕集落遺跡でもあります。

福岡市

魔除の山王猿について

当社では干支とは関係なく魔除の山王猿を授与致して居ります。この山王猿は日吉神社のお使いをする動物です。山王神道説の中に三猿の教えと言うのがありますが、その猿を「まさる」と言って正しい秀でた真実のこもったと言う意味から猿をめでたいもの、優れたもの、正しいものと説いています。「まさる」は「勝る」「魔去る」と言う信仰を生み悪魔を祓い、清らかな明るい世の中にすると説かれています。悪魔祓の守護神とそして家の東北側(表鬼門)にかけると除災招福をもたらすとされています。また南西の方位にかけると仕事運に恵まれると言われています。

方位除守について

方除の守は、その家の方位によって受ける災難をのがれるお守りです。新築、改築、増築されました方は、家移りの時是非御奉斎下さい。場所は東北の方位、又は玄関の内側で最も高い所に張り付けて下さい。
ご朱印   
鎮座地区 福岡市博多区
郵便番号 812-0015
所在地  福岡市博多区山王1丁目9-3
地図座標 33.583043,130.432308
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 日吉神社 [A00-0037]
【所在地】 福岡市大字比恵字幸田町
【祭神】 大山咋神
【由緒】 不詳、明治五年十一月三日村社に定めらる、社説に曰く、日吉又は山王宮とも称へ比恵山の上に鎮座し給へり、古此の邑に日吉神を祀りて一村の産神とし奉る、然して此邑を比恵といひ山を比恵山(山王山とも称す)といへり。時に山の茂りのあさはかにて宮居あらはなし故にや其のほとりに大路ありて馬に乗り社前に打通りける人に必ず祟り給ひて往来のなやみありしかば、里人これを憂ひて御社を杜のかたへにうつし奉りぬ。其後は神の心おだやかに成り給ひしにや重ねて下馬の咎もなく久しき年を経たり。然るに此宮所は卑湿の地にして畢竟宮所に宜しからざれば、里人又相共に力をあはせ寛文六年丙午五月に御社をもとの山上に復し奉る(石鳥居は元禄十年建立)。其時宮所の地を整理せしが昔神殿の有けるあたりより一の石の櫃を掘り出せり、其中に銅にて作りたる円き形なる物あり是をよく穿削すれば疑もなき心の御柱なり昔は神廟高大にして末社も多かりしこととて今に若宮、田の天神、賀老神と称する叢祠三つ計残れり。又往昔国牧郡主より多く社領を寄附せられたりといふ、今宮近き田地に粢田、修理田、棟梁田、宮畝町などいふは皆往昔の神田、の名を今に称し伝ふるものなり。且又文政四年十二月、同六年七月、天保十年八月、弘化二年三月、萬延元年十二月藩邸の命により病気平癒の祈願を行ひ、文政八年十二月には拝殿造営に付藩邸より銀十五枚の寄附ありき。斯くの如く代々藩邸の尊崇篤かりしが殊に大守黒田忠之公は信奉深くして年毎に代参ありき。又かつて画工に命じて猿の絵を写さしめ寄進し給ひたり。
【例祭日】 九月十九日
【主なる建造物】 神殿、拝殿、透塀、社務所、手水舎
【主なる宝物】 刀剣、短刀(天国作)刀二振
【境内坪数】 千二百七十五坪
【氏子区域及戸数】 氏子区域 福岡市大字比恵全部、戸数 約四百戸
【境内神社】 稲荷神社 庚申社
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公開日  2012/09/01
更新日  2012/09/01
社号標
参道口
神社案内板
一の鳥居
一の鳥居扁額
参道
二の鳥居
境内前風景
注連掛石
手水舎
守札授与所
魔除の山王猿説明板
社務所
社殿正面
三猿彫刻
社殿左側風景
境内神社(不詳)
社殿右側風景
境内神社、山王稲荷神社鳥居
境内神社、山王稲荷神社正面
社殿全景
本殿
社殿全景
 
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