大井天満宮建立由来
菅原道真 福岡県太宰府天満宮の祭神 平安時代の学者、政治家 昌奉二年(八九九)に左大臣となるが、右大臣藤原時平の讒言により失脚 太宰府に左遷され延喜三年(九〇三)同地で病死した 五十九歳
その後、朝廷や藤原氏に災厄が続いた為、正暦四年(九九三)正一位太政大臣を贈り 慰霊し、天満大神として祀られた
また、学問の神としても全国各地の天満宮に祀られている
大正六年の太宰府天満宮より参詣 無病息災を祈念し、守護の御札を受ける信仰の源泉とする
この度、運輸省の立ち退きの為、やむなく神社移転の仕儀と相成る
不滅永遠佛心の加護と地区住民の永昌を祈念して、法燈無限の奉信を祈願する
平成十五年六月吉日
大井天満宮建設委員
建築概要
一、所在地 福岡市博多区大井二丁目九十四
一、建築面積 神殿 五・二七㎡ 幣殿 三・八八㎡ 拝殿 二十四㎡
一、構造 木造平家建 銅板葺
一、用材 熊本産桧材を原木製材し使用
一、工期 平成十四年十二月~平成十五年六月
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地禄神社
祭神埴安命は、日本神話の中で伊耶那美命が、火之迦具土神を生んだ為、お亡くなりになろうとする時に生れた神で古事記には、波邇夜須毘古神と有り、日本書記には、埴安神とある。土地の神と言われる埴は「和名類聚鈔」に「土薫細密日埴・和名波爾」とあることから土の事であり、安は美称である。
この神を祀る地禄神社の地禄とは、大地から与えられる幸であり、土地を富ませる意味であることから農耕神として崇められている。
平成十五年六月吉日
大井天満宮建設委員
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