金刀比羅神社由緒畧記
祭神 大物主神 事代主神
当社は海上安全貿易繁昌の守護神として古くより此の地に鎮座ましまし霊験殊にあらたかにして世の崇敬篤し。元和四年黒田藩主が朝鮮出征の折水軍の守護神として海上安全を祈念したのに始まり爾来旧福岡藩士月成氏が特に尊崇拾有五代に亘り祖孫相承けて推持発展に努めた柳も当社は讃州金刀比羅宮の御分霊を奉斉し古くは金比羅宮と称せられ市内唯一の本社であって神徳広大無辺社地は古来金刀比羅山と高層で幽にして凡致に富み北方遠く博多湾頭を望み近く山麓に組ヶ浦十ヶ浦烏帽子潟等の名所古跡に接し御祭神の偉大なる御神徳に鑑み奉り顧みて御因縁の浅からざるを思ふと共に今や大陸との要衝一大貿易港として躍進途上にある商港博多の守護神として市民の信迎日に月に篤きを加へ昭和二十五年宗教法人となる
春大祭 四月十日
秋大祭 十月十日
月並祭 毎月十日
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金比羅神社由緒畧記
祭神 大物主神 事代主神
当社は海上安全貿易繁昌の守護神として古くより此の地に鎮座ましまし霊験殊にあらたかにして世の崇敬篤し
元和四の頃より旧福岡藩士月成氏が特に尊崇拾有五代に亘り祖孫相承けて推持発展に努めた
抑も当社は讃州金刀比羅宮の御分霊を奉斉し古くは金毘羅宮とも称せられ市内唯一の本社であって神徳広大無辺社地は古来金比羅山と称し高層清幽にして風致に富み北方遠く博多湾頭を望み近く山麓に組ヶ浦十ヶ浦烏帽子潟等の名所古跡に接し御祭神の偉大なる御神徳に鑑み奉り顧みて御因縁の浅からざるものあるを思ふと共に今や大陸との要衝一大貿易港として躍進途上にある商港博多の守護神として市民の信仰日に月に篤きを加へ昭和二十五年宗教法人となる
春大祭 四月十日
秋大祭 十月十日
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