[0206] 熊野神社(くまのじんじゃ)
神社№  0206
神社名  熊野神社(くまのじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2012/02/26
再訪日  2013/11/02
社格   村社
その他社格 
ご祭神  伊弉冊命、事解男命、速玉男命
由緒等  
熊野神社(くまのじんじゃ)

この一帯は緑地保全地区で、境内の杉・槙の大木は市の保存樹に指定されています。
熊野神社が造られた時期は不明ですが、永仁元年(1293年)に生の松原に熊野神社が祀られたことが「旧壱岐神社文書」に記されています。
神社内にある木造大日如来坐像(県指定文化財)は、大きな耳、端正な顔、流麗な衣文などから、平安時代末期から鎌倉時代前期の作品とされています。
神社周辺は、宅地化していますが、宮の前遺跡(弥生時代末期集落)、湯納遺跡(縄文時代前期の貯蔵穴~平安時代の掘立柱建築遺構)、高崎古墳群などがあります。

平成13年3月 西区役所

昭和五十五年を一年として逆算

新宮大明神社(熊野神社)由来
筑前国続風土記拾遺に伝える新宮大明神社とはこの熊野神社で興納という所の上にあり、祭る所伊弉冊尊、事解男命、速玉男命之社伝にこの社は貞観元巳卯年(一一ニ一年前西暦八五九年五十六代清和天皇御代)より村南五町大堂山(今の市営住宅の一部焼野)に熊野(和歌山県)より鎮座なり。大冶五庚戊年(八五〇年前西暦一一三〇年七十五代崇徳天皇御代)に今の地、薬師山に遷座なし奉り、それより多くの年所を経て万冶元戌戌年(三ニ二年前西暦一六五八年百十一代後西天皇御代)再建この時、吉田六郎太夫増年、加藤半左衛門重直、黒田平左衛門重積等も神祠造立の資材を嚫(ほどこ)せり。社内に、天神社、大日堂、薬師堂、文殊堂あり

大日如来座像の由来
故真言宗智光山神宮寺の御本尊という。昔十六町の北鐘撞という所に在りしを寛永年中(三三七年前西暦一六ニ四~一六四三年の間百九代明正天皇、百十代後光明天皇御代)に現在地、薬師山に移す。座像長四尺斗り 御光臺 座迄六尺許有
大日如来座像
昭和四十八年十月 福岡県文化財指定(収納堂 約六五〇万円)

薬師如来
故禅宗道満山壽福寺御木尊という。
ご朱印   
鎮座地区 福岡市西区
郵便番号 819-0041
所在地  福岡市西区拾六町5丁目4-7
地図座標 33.569391,130.305128
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 熊野神社 [A00-0684]
【所在地】 早良郡壱岐村大字拾六町字宮ノ前
【祭神】 伊弉冊命、事解男命、速玉男命
【由緒】 貞観元年居村大堂山と云ふ所に鎮座大治五年庚戌九月居村字宮の前に移転、明治五年十一月三日村社に定めらる。
【例祭日】 陰暦九月二十九日
【主なる建造物】 神殿、幣殿、拝殿
【境内坪数】 四百坪
【氏子区域及戸数】 十六丁区 六十戸
【境内神社】 天神社
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公開日  2013/11/17
更新日  2013/11/17
神社入口
鳥居扁額
神社説明板
参道階段
境内風景
社殿正面
手洗鉢
お潮井台
拝殿内
拝殿神額
由緒書き
拝殿内
社殿全景
本殿
左から天神社、文殊堂
左から大日堂、薬師堂
藤棚
境内神社(不詳)
石碑
 
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