[0541] 須賀神社(すがじんじゃ)
神社№  0541
神社名  須賀神社(すがじんじゃ)
神社別名  
参拝日  2012/01/14
再訪日  2013/09/15
社格   無格社
その他社格 
ご祭神  素盞嗚命
由緒等  
筑前国続風土記附録①
〔巻之四十 早良郡 下〕 (出典)
橋本村
八幡宮
 神殿方一間半・拝殿二間三間半
 祭礼九月十一日・奉祀西光寺

村の南松林の中にあり。祭る所三座、里老の説に、此社ハ文明十四年②柴田内蔵助重信といふ者勧請せりとそ。然とも本編(四四四)紅葉原八幡宮の所には、鎮座の年歴詳ならさるよし見ゆ。寛文六年③紅葉松原に遷座し給ひ、其跡に今の社を重建せり。拝殿の額ハ天明年中④此村の農民柴田三郎七と言者、紅葉八幡宮の額字を写して掲けり。社内に阿弥陀の石仏あり。

・稲荷社 ヲンチヤヤアト
・天神森 マワグマ
・田神二祀 ヤブサツシ
・天満宮 ハハノマエ稲荷もあり。
・薬師堂 サイシウイン寺跡也。
・観音堂 ダイトウジ

深江庵 テラヤシキ 禅宗済家仏堂二間三間
甫蛇山といふ。姪浜村円福寺に属せり。境内に石仏地蔵あり。

・村中に馬場の前⑤といふ所あり。光之公の誕生し給ふ地なり。
・此村にて年々熟瓜を産す。他の産に勝れり。

[註]
①(イ)全五〇巻(一七八四年・天明四年)藩命により加藤三大夫一純が六年間、筑前国を踏査し、四〇巻を藩に献上した。(ロ)残り「土産考」「河水記」は鷹取周成追加(ハ)一七九九年(寛政十一年)完成した。
②(一四八二年)
③(一六六六年)
④(一七八一~一七八九年の間)
⑤「馬場の前」(字図番号(37)参照)地番九三七~九五〇番地現橋本一丁目に在る。)
●「黒田続家譜-巻之一」によれば『寛永五年(一六二八年)五月十六日、忠之(当時二十七歳)の長子光之、早良郡橋本邑に生れ給う、戊辰の年なり、幼名萬土。御母ハ新見氏(本姓坪坂氏、母方ノ姓を用て新見と称す。)後に忠之の夫人と成給う。』

平成九年十月吉日 (西暦一九九七年)
橋本八幡宮氏子一同

黒田五十二萬石三代当主 黒田光之公はここ橋本で誕生され、その胞衣(胎盤)が稲荷神社の中の石下に納められているので「石の上にあがらないように」と伝えられています。
ご朱印   
鎮座地区 福岡市西区
郵便番号 819-0031
所在地  福岡市西区橋本2丁目8-5付近
地図座標 33.557002,130.323244
公式HP   
福岡県神社誌
【社名】 須賀神社 [A00-3168]
【所在地】 早良郡壱岐村大字橋本
【祭神】 素盞嗚命
コメント 当社は橋本八幡宮の境内末社である。
公開日  2013/09/22
更新日  2013/09/22
神社全景
神社正面
社号標
鳥居
鳥居扁額
由緒書き
社殿正面
社殿正面
拝殿内
拝殿神額
本殿祠
境内神社、稲荷大明神
境内神社、稲荷大明神由緒書き
境内神社(不詳)
   
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